火事の夢

最初にことわっておくが、昨夜私が見た夢の話だ。
何の生産性もない話になることが確実なので、時間のない人は読まないでほしい。

家・・・どこの家かはわからない。どうも祖父母の家のイメージに近いようだが、実際には住んだことがない家。夢の中でも、果たして俺の家なのかどうなのか、よくわからない。

バイクで到着した俺は、その家の裏手にバイクを置き、家に入る。友人のK氏ら、どうも大学時代のサークル仲間らとバーベキューを囲んで歓談。K氏が酔っぱらって炭の1つを隣の家との間の垣根に放り投げる。俺は、「火事になるんじゃないかなあ。無責任なやつだなあ」と思いながらも、何も言わない。

その後、時間関係は不明だが、俺がバイクに乗ろうとすると、その家に入れない。どうしたことかと周りの人に聞くと火事だという。どうやらあの炭が隣の家・・・というより、なぜか隣は金閣寺らしいのだが、金閣寺が火事になってしまい、俺の家も類焼しそうになっているから入れないのだという。煙の間から、バイクを停めたたところをのぞこうとするが見えない。しかし、火のまわりからいってバイクは無事ではないだろうな、困ったな、と思う。

夢の中で炎は一度も見なかった。消火作業が終わったばかりのようで、白い煙があちこちからたっている。もう消化したんだから中に入れてくれてもいいじゃないか、と思うのだが、俺たちが入れてもらえるのは火がまわらなかった金閣寺の一部分だけ。一番火勢が強かったと思われる、バイクを停めたあたりにはまったく近づけない。


・・・というしょうもない夢なのだが、なんとも気になったので、火事、夢あたりでググッてみると、あるのですね。火事の夢って。

吉だとか凶だとか、いろんなことが書いてあるが、俺の場合は、押さえきれない感情の暴走、っていうところが一番当たっていそうである。なるほど。俺の身体は、俺の精神が暴走しようとしている、ということをよく理解している、ということだ。

俺はこういう場合、身体の言うこと、すなわち夢のお告げには謙虚になりたいと思っている。しかし問題なのは、こうして目が覚めた俺の頭では、何が暴走で何が暴走でないかということが、さっぱり判断がつかないということだ。