Hero’s観戦

前田日明氏プロモートの格闘技イベント、Hero'sの2戦目を観戦。

所英男君の勇姿をおがめたのは収穫。ああいう番狂わせは商業主義的マッチメイクが主流となっているK1ではなかなかお目にかかれない。さすが前田、というところか。

仕事が非常に忙しくなってきた。

就職して1〜2年目の頃は、仕事が忙しいなんてことでストレスがかかるなんてことはなかった。1つには、失敗して元々ということがあるし、もう1つには仕事をすることそのもの(それこそコピー取り1つにしても、である)が楽しくて仕方がなかったからだ。むしろ、仕事が暇な時に、プライベートな悩みに苦しめられることが多かったから、仕事量の多さはありがたかったりしたものだ。

7年目を迎えると、仕事が忙しいということがストレスとなることが増えた。仕事そのものは相変わらずおもしろいのだけど、すべての仕事がおもしろいわけではない、ということはわかってくるし、楽しくない仕事を進んで引き受けることが自分の役割となっている(と考える)ことも増えてくるからだろう。もちろん、プライベートな悩みがなくなったわけではないが、以前のようにそれを仕事の忙しさによって忘れることは難しくなった。

悩みは深刻になったが、それは以前ほど自分を苦しめなくなった。それは、そうした悩みに「正答」がない、ということがわかってきたからだろう。答えのない悩み事に対して、「失敗」はありえない。ブラジルのサッカー選手のように、自分の感じたことを表現すればそれでよい。それもできる限り肉体的に、直感的に。(まあ、今の私はゴールを前にして痙攣することしかできない昔の日本代表フォワード陣みたいなもんなのだが)