これが世間でいうところの

昨夜、寝れなかったのですよ。

床についたのは0:30くらいだったのですが、何となく寝苦しかったので、ちょっとギターをいじくったりしていたら2:00に。

あーどうしよう。また遅刻しちゃうよ。やっぱり今日の阪神−中日戦が熱すぎたからかなあ。なんか高ぶっちゃったんだよね。困るよねスポーツがおもしろい時はさあ。神経が高ぶっちゃって眠れないんだよほんとに。

などと筒井康隆躁状態に陥りながらテレビをつけると、なんとも奇妙なアニメをやっている。

妙にローテンションなお姉さんと、非常にわかりやすいキャラ設定の4人のちっちゃい娘しか出てこない。親はいるようだけど、まったく登場しない。まるで、世の中には彼女らしか存在しないかのような世界設定。

タイトルを見ると、「苺ましまろ」とある。
http://www.ichigomashimaro.com/

う〜ん。これが世間でいうところの「萌」なんでありましょうか。阪神タイガース選手会長今岡誠の大活躍の興奮で、なぜか萌系アニメを体験することになった私。

しかし、実際に見てみると、予想通りのところと予想を裏切るところがあっておもしろかったです。

・4人娘のキャラ設定はびっくりするくらいべた。常識人、眼鏡(おとなしい)、天真爛漫、外人(アスカ・ラングレーがちっこくなったみたいなやつだった)。
・お姉さんは、4人娘の愛情を一心に集めていた。彼女はいったい「何」の替わりなのだろうか。
・上にも書いたけど、「その他」の登場人物がほとんど、まったく登場しない。特に「親」の不在は、描かれなさすぎるといっていいほど、描かれていない。制作者の意図を強く感じる演出。
・CM入りに登場する絵コンテが異様にエロティック。
・おっさんの理解を拒むようなシュールなギャグが満載。

なんにしても、「平成17年だなぁ・・・」とため息が出ました次第。しかし、日本のアニメクリエイターは前衛だなあ。