亀田場所(笑)
相手はメキシコの世界ランク15位。
試合は6R、亀田のボディブロー
というより、
完全な急所攻撃ローブロー
により亀田KO勝ち。
は? なんですかこれ。
審判はどこを見ていたんでしょうか。
スポンサーの顔色でしょうか。
解説者はどこを見ていたんでしょうか。
プロデューサーの胸のうちでしょうか。
いや、一応フォローしておくと亀田興毅くんは悪くないと思う。
あのローブローは故意ではない。
あれは要するにボディ打ちが下手だということでしかないと思う。コントロールが悪いから、思ったより下にあたってしまったということなんじゃないか。仮にも10年単位でボクシングをやっている人間が、故意で下腹部を狙えるものではないと思う。
実際、亀田くんは試合終了後、相手に謝りに行こうとしていた。
それをさえぎったのが亀田(父)だ。
「ぅらぁ! ローブローちゃぅわぁ!」
と叫んでいるのが遠めにも確認できた。
うん。あれはクズですね。最悪の人間。
そうでなくても、ボクサーではない。
対戦相手と、対戦相手の下腹部に敬意を払わない人間はボクサーではない。
亀田興毅はよく言っている。「親父がおらんかったら、俺もここまではやれてへんからな」
そうだろうね、興毅くん。確かに、君をここまで育てたのは親父さんだろう。
けれど、そんな親父に背いてでも、一皮むけなきゃいけない時期に来ている、ということは考えられないだろうか。
おそらく、君はまだ知らないんだろう。
人間というのは、自分を成功に導いてくれたメカニズムによって、破滅するものなんだよ。
ホリエモンを見ればそのことがわからないかな?
悪いことは言わない。
今からでもあの親父とは縁を切ったほうがいい。