がんばれ! PRIDE

総合格闘技団体・PRIDEが、フジテレビからの契約打ち切りで揺れている。

ニュースソースはほとんどまともなものがなく、なんとも判断しづらい。

明日、DSE(PRIDEの主催団体)の記者会見があるそうだが、そこではっきりするのはPRIDEの今後の方針であって、事件の真相ではない。

とりあえず、今の時点で自分が思うことを書いてみよう。

・PRIDEの興行は、5年、10年のスパンで見た場合、世界的にも稀有なクオリティを誇る格闘技イベントであったということができるだろう。個人的にはボクシングのWBCWBAといったメジャー団体に次ぐぐらいの質の高い戦いを見せてくれたと思っている。
・今回の一連の事件には暴力団の関与が絡んでいるみたいだが、一つだけはっきりしていることは、暴力団の絡んでいない「興行」など存在しない、ということだ。格闘技はもちろん、ある程度の規模以上のイベントは、それが音楽であれ演劇であれ、暴力団の関与は避けられない。
・いずれにしても、そうした高いクオリティを誇る興行が見られなくなる、ということは国民的損失であると俺は思う。
・少ない可能性だが、この事件が、この国における「地上波テレビ局」の覇権構造にとどめを指す、という可能性もなくはない。インターネット経由の有料放送を成功させれば、PRIDEが電波放送に止めを刺す、という構図もなくはない。なくはない、というだけだけど。
・とにかく、PRIDEという興行が終わることはとても悲しいことだ。そう思っている奴は少なく見積もっても10万人はいる。
・何とかしてくれ。


※先の日記はえらいことになっていますが、俺は何とか生きています。がんばります。