全日本卓球選手権雑感


卓球・全日本選手権の男子シングルスで史上最年少優勝した水谷【スポーツナビ
水谷が史上最年少V、女子は平野が制す=全日本卓球
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/etc/20070121-00000021-spnavi-spo.html

●女子シングルス
平野早矢香 優勝

※甲野先生の話を真摯に聞いていたのはもう3年前かな。ずいぶん、りりしい顔になったと思います。世界で勝つにはまだ壁はありそうだけど、がんばってほしいな。

石川佳純 ベスト4

たぶん史上初かな? 現役中学生のベスト4。まだプレーをまともに見たことがないのだけど、テレビニュースで見る限り、スケールの大きいプレーをしているように感じる。筋トレなんかせずに、そのままプレーの大きさを拡大してほしいな。

●男子シングルス
水谷隼 優勝
17歳での優勝は、長谷川さんの18歳を抜いて最年少記録らしい。もちろん、長谷川さんのときとは全日本のレベルが違うが、それでも僕がこの男に期待を寄せてしまうのは、生で見たときのプレーのインパクトが違ったからだ。

いったい、旧体制的な卓球指導者たちは、水谷の優勝をどう受け入れるのだろうか? 目をつぶるのだろうか?
おそらく、卓球メディアにいる人間の中でも、水谷の強さをまともに理解している人間はほとんどいないんじゃないかと思う。知り合いの卓球雑誌の編集者に聞いても、「変人」という答えが返ってくるだけ。

しかし、水谷君のプレーには、「一人一流」の合理性があると思う。たしかに、あれを真似してはいけないけれど、ああいう姿勢はぜひ真似るべきだ。卓球は、スポーツは、最終的には「オリジナル」に到達しなければ勝てない。

以下、卓球王国記者の寸評を転載。


優勝の最年少記録を更新した水谷を筆頭に、準決勝で吉田海偉に迫った大矢英俊、昨年に続いてベスト16入りした松平健太、そして女子で衝撃のベスト4入りを果たし、決勝進出まであと一歩だった中学2年生の石川佳純。彼らはミスを恐れない。そして一般やジュニアというカテゴリーも関係ない。どの選手にも真っ向から勝負を挑み、そして打ち破っていった。

http://www.world-tt.com/cgi-bin/rep0701/rep0701.cgi