卓球の全日本選手権を観戦。

男子シングルス6回戦、準々決勝、女子5回戦、ジュニアシングルス準決勝などを観る。

見所は高校生の岸川聖也と中学生の水谷準
岸川はベスト4進出。水谷はシングルは破れたものの、ダブルスで準決勝に残っていた。

岸川のバックハンドは世界の領域に来たといえるだろう。準々決勝で「全日本の番人」ともいうべき高志に触らせなかったのはすばらしかった。

水谷は、昔の日本だったら考えられないような戦型。僕が指導者でも、「お前、もうちょっと前に出て戦え」と叱りたくなるだろう。そうした因習からはまるで自由な彼の戦型には、この国に胎動しつつある新たな可能性を感じさせてくれる。

福原愛がベスト8で消えてしまったので、明日の中継はちょっと寒いことになるかもしれない。予約録画をまわすので、頼むから岸川の試合を中継してください、NHKさん。うつしてくれたら受信料払ってもいいぜ。