論考(音楽)
リズムを深くしていくということは、卓球でも、音楽でも、対人関係でも、非常に重要なことで、一生かけて追いかけ続けるべき課題である。 問題は、共演者や対戦相手、会話の相手に、リズムを共有しようという意思が感じられない場合。これはほんとに困る。卓…
この日記でも何回か書いていますが、日本の著作権団体、JASRACの体質には少なからず問題があります。もちろん、著作物の著作権を何らかの形で管理していくことは、資本主義・民主主義に基づく法治国家であれば当然のことなのですが、何事もバランスが…
新所沢「ARP実習センター」で卓球の練習。http://taka-arp.com/arp-center.html ARPは、Axis=軸、Rhithm=リズム、Posture=姿勢の略なのだが、今日は、リズムのことがものすごく自分の中で大きな気づきとなった日だった。 映画にもなった『ピンポン』というマ…
第15回、廣木ジャズスクール発表会@相模大野ラシェット、演奏してきました。 反省点の多い発表会だった。チューニングの甘さ、サウンドしなかったトリオ、コピーをしっかりやっていなかったこと(ほかのみんなはずっとまじめにやってるんだな、と思ったこ…
ここしばらくの近況をば。 16日(土) 京都入り。 父親と阪神戦観戦。山本マに完全試合すれすれのノーヒットノーランを食らう。なんてことだ。 夜、小場さんが明日のライブのために京都入り。この日と翌日は私の実家に泊まっていただくことになる。こばっ…
昨日は、廣木スクールの発表会だった。 演目はモンクの「Let's cool one」。表現したいことすべてが表現しきれたわけではないが、 「表現したい」というキモチを、行動に移すことができた。 小さなことのようだが、これはとても大切なことで、それほどカンタ…
まず、リズム。廣木の師匠からは間断なく説教を食らっている部分ではあるのだが、ようやく「リズム」というものがどういうものなのか(というよりは、「リズムがない」というのがどういう状態か)ということが理解できてきたような気がする。誤解を恐れずに…
身体から革命を起こす おそらく、一番大きなことは「時間」の捉え方である。武術的にいうなら「コヒーレンス合気道」(内田樹先生@3月8日日記)のことであり、音楽的に言うならタイム感、リズム感、グルーヴ感ということになるだろう。 「リズム感」とい…
でも、そういうケースの渦中にいると、本人の意思とは無関係に、二項のどちらかに編入されてしまう。僕らの世代に多い保留癖のある人間は、多かれ少なかれそうした二項対立へのアンチテーゼとして保留をするのだけれど、その戦略はあまり有効ではなかったり…
ジャズのセッションでは、「いろんなこと」が起きる。それは、例えば、ドラムのリズムの「荒れ」であったり、ベースの「撥ね」であったり、フロントのミストーンであったりする。もちろん、そういったネガティヴなものだけではなく、予測もしないようなフレ…
平川氏は、「バイクのコーナーリング」の例をひいて、この概念を説明する。バイクのコーナーリングでは、「数秒後にきれいにバイクをバンクさせて、コーナーを曲がる自分」をはっきりとイメージできればほんとに上手に曲がれる、ということがある。逆に言え…
『東京ファイティングキッズ』を読みながらインプロビゼーション(即興演奏)について考える。インプロビゼーションに僕が「関係ある」と思ったのは、 「時間の外延を現在の中にもつ」という、平川克美氏の言葉だ。過去、現在、未来を単線的な流れの中に置く…