2005-01-01から1年間の記事一覧

三岸節子展

8日は大阪なんば高島屋での「「生誕100年記念」三岸節子展」に行く。すごい。絵もすごいし、一人の女性の人生としてもすごかった。 16歳の頃に実家の織物工場が倒産、「一家を自分が支えて行くべし」と心に誓った節子は、画家になるべく本腰を入れて絵の…

4泊5日のツーリングから帰還。つきあってくれた皆様、ありがとう。残念ながら事故に遭われて合流できなかったT氏、お大事に。さて、JRの列車事故では、連日のようにマスコミがJRの会社としての体質を批判している。ここ数日は、事故当日にボーリング…

不快感と他者

「更生する自信ない」 「死刑望む」と小林被告 さて。困った男がいたもんである。こういう人間が存在するという時、われわれにできることはなんだろうか、と私は自動的に考えてしまう。同じように考える人は少なくないだろう。われわれはいったい、こういう…

体力も大事(笑)

池袋のジムに初出仕。そう。今日からキックボクシングのジムに通い始めたのである。密かに「センスがないほうではないだろう」などと考えていたのだが甘かった。いや、センスはあるのかもしれない。けれどそれ以前の問題として、まったく体力がついてこない…

年度替わりで多忙を極めているのだが、音楽的・身体的には大きな気づきがあったので、メモ代わりに書いておく。

まず、リズム。廣木の師匠からは間断なく説教を食らっている部分ではあるのだが、ようやく「リズム」というものがどういうものなのか(というよりは、「リズムがない」というのがどういう状態か)ということが理解できてきたような気がする。誤解を恐れずに…

 たしか先週だったと思うが、テレビ番組「たけしの本当は怖い家庭の医学」に出ていた女子バレーボール選手の話が気になった。

この番組は、毎回いくつかの疾患を取り上げて、ゲストの芸能人のリスクファクターを並べ立て、その危険度をサカナにトークで盛り上がるという趣旨のものである。この回は、脳血管にかかわる疾患で、どれくらい頭に衝撃を受けたことがあるかということがリス…

10日、12日と連続で、介護士の岡田慎一郎さんにお会いした。

岡田さんは、甲野善紀さんの古武術の術理を中心とした、身体技法の工夫を介護に取り入れている介護士さんだ。年もまだ若くて、私とそれほどかわらない。体験させていただいた技は、長座の状態から立ち上がらせるもの、背臥位から起こすもの、端座位から車い…

 ちまたでは、甲野善紀さんと田中聡さんの『身体から革命を起こす』が話題となっているが、私も武術的な身体運用と楽器演奏には通じるところがあると思っている。

身体から革命を起こす おそらく、一番大きなことは「時間」の捉え方である。武術的にいうなら「コヒーレンス合気道」(内田樹先生@3月8日日記)のことであり、音楽的に言うならタイム感、リズム感、グルーヴ感ということになるだろう。 「リズム感」とい…

 ライブドア対フジテレビではないけれど、どうも世の中、二項対立に陥ってつまらないことになるケースが少なくない。ポスト構造主義が「二項対立じゃいけない」って言い出してから何年たってるんだっての。

でも、そういうケースの渦中にいると、本人の意思とは無関係に、二項のどちらかに編入されてしまう。僕らの世代に多い保留癖のある人間は、多かれ少なかれそうした二項対立へのアンチテーゼとして保留をするのだけれど、その戦略はあまり有効ではなかったり…

ジャズについて書くということ

私は音楽をやっているから、音楽について、特にジャズについて書くことも少なくない。 けれど、ほとんどジャズについて書かれたものは読まない。ほんというと、まったく読まないわけでもないのだけれど、あまり好きではないし、ライナーノーツなんかはたいて…

「時間の未知性」ということを考える。

まあ、本来考えるまでもなく、時間という未知である。明日何が起こるかなんて誰にもわからない。いつ死ぬかなんてわからない。明日になったら村上春樹の小説に出てくるような女の子と恋に落ちているかもしれない。誰にもその可能性は否定できない。しかし、…

終日蟄居。

知人から拝借していた『ベロボディアの輪』角川文庫を読了する。 ロシア人の女性精神科医がアルタイのシャーマンに出会い、数々の神秘体験を通して、治療観、ひいては世界観を変化させていく過程を独白したもの。 だいたい、この手の「独白もの」というのは…

前日からの腹痛を抱えたまま出社。

しかし不思議と体調はよい。これが徹夜明けのナチュラルハイ状態に過ぎないのか、ジャムセッションでアドレナリンを出しまくったおかげなのかは不明だが、はっきりしているのは、身体っつうのは休ませればいい、ってなもんでもないってことだ。 要はアドリブ…

ジャム三昧

昼前起床。最近まったく起きられない。 朝寝する→夜寝れない、というループからまったく抜け出せる気配がない。14時から医科歯科大のジャズ研のジャムセッションに混ぜていただく。ベーシストの部長さん、ギタリストに兄ちゃんがなかなかうまかった。ヤー…

『ハウルの動く城』鑑賞。

普通におもしろかった。ヤフーの掲示板なんかでは否定8肯定2くらいの割合で激烈な酷評が繰り返されているが、ざっと見たところあまり同意できるものはなかった。批判の論点はだいたい以下のパターンである。①アニメーションのレベルが落ちた。 ②ストーリー…

ジャムセッション@初台

初台NOAHのCスタ(32畳)でジャムセッション。一応私が呼びかけ役。 サポートの皆さんも含めて、なんと23人ほどの人に来ていただいた。ありがたい話である。多少手間取ったものの、セッティングにもS田さんはじめ、手馴れた方々のおかげでよい音でセッシ…

卓球の全日本選手権を観戦。

男子シングルス6回戦、準々決勝、女子5回戦、ジュニアシングルス準決勝などを観る。見所は高校生の岸川聖也と中学生の水谷準。 岸川はベスト4進出。水谷はシングルは破れたものの、ダブルスで準決勝に残っていた。岸川のバックハンドは世界の領域に来たと…

 ゴーリー著、柴田元幸訳の『おぞましい二人』を読む。

ううむ・・・重い。 この世には、絶対的な不幸などというものは存在しないのかどうか。その根幹を揺さぶられる絵本といえるだろう。 僕は普段、絶対的なものというのはおそらくは存在するのだろうけれど、自分がそうしたものにアクセスすることはたぶん死ぬ…

@アケタの店

Iさんとアケタの店でライブ鑑賞。 本日は以上なり。音楽、がんばるぞ。

年始のご挨拶

っていうにはちょっと遅すぎるのだが。まあ、寝正月だったので仕方がありません。インドネシア近海では15万人の人が死んだそうだ。すごい数字だ。 1人の人が死ぬと、何人の人が悲しむだろうか? 100万人、1000万人といった単位の人々がいま悲しん…